ひょうご経済プラスTOP 経済 ガラス瓶製造の最大手が… 工場産野菜始めました

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ガラス瓶製造の最大手が… 工場産野菜始めました

2018.09.07
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「きらきらベジ」の野菜を手にする日本山村硝子の社員=尼崎市西向島町

「きらきらベジ」の野菜を手にする日本山村硝子の社員=尼崎市西向島町

「きらきらベジ」を生産する植物工場=尼崎市西向島町

「きらきらベジ」を生産する植物工場=尼崎市西向島町

植物工場で収穫、袋詰め作業に携わる従業員ら=尼崎市西向島町

植物工場で収穫、袋詰め作業に携わる従業員ら=尼崎市西向島町

日本山村硝子が阪神百貨店で販売している「きらきらベジ」

日本山村硝子が阪神百貨店で販売している「きらきらベジ」

創業104年で初めて日本山村硝子の社名を冠した製品となった「きらきらベジ」

創業104年で初めて日本山村硝子の社名を冠した製品となった「きらきらベジ」

 ガラス瓶製造最大手の日本山村硝子(兵庫県尼崎市)は、社内の植物工場で生産した野菜を、阪神百貨店梅田本店(大阪市)と阪神・にしのみや(同県西宮市)で販売を始めた。約300品種の栽培実験を重ね、事業者向けに納入してきたが、一般消費者に直接販売するのは初めて。(大島光貴)

 商品名は「きらきらベジ」。ケールとクレソン(各297円)のほか、スイスチャードやルッコラなどを組み合わせたミックスリーフ(398円)の計3品目を扱う。栄養価を高める品種改良をしたほか、露地野菜に比べて柔らかく、えぐみを抑えたのが特長だ。

 同社は、新規事業として工場野菜に着目。2007年に研究開発を始めた。かつてプラズマテレビに使われる部品を製造した建屋の一部(約千平方メートル)を使用。無線制御で発光ダイオード(LED)照明を当てる17段の棚で水耕栽培をしてきた。

 14年から工場野菜を販売。総菜大手のロック・フィールド(神戸市東灘区)、食料品宅配大手のオイシックス(東京)、パッケージサラダ製造販売のサラダクラブ(同)などに販路を広げ、年商1億円に成長させた。

 植物工場は害虫や天候不順のリスクがなく、農薬に頼らない栽培が可能。年間を通じて安定供給できる利点もある。日本山村硝子は本業で培った品質管理のノウハウを植物工場に生かす。

 企業間取引をしてきた同社にとって、一般消費者への直販品を手掛けるのは創業104年で初めて。担当者の小山竜平さん(35)は「おしゃれなサラダを家族で楽しんでほしい」と話す。

 きらきらベジの試食会を阪神・にしのみやで開く。日時は次の通り。

 10日=午後3時▽14日=午前10時半、午後3時