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アシックスがスポーツジム運営参入 低酸素の“高地トレ”施設も

2018.10.11
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アシックスが東京・豊洲に開業する低酸素環境下トレーニング施設のイメージ(同社提供)

アシックスが東京・豊洲に開業する低酸素環境下トレーニング施設のイメージ(同社提供)

 スポーツ用品大手のアシックス(神戸市中央区)は11日、スポーツジム運営事業に新規参入する、と発表した。高地トレーニングと同様の効果を期待できる低酸素環境下トレーニング施設を2019年9月、東京・豊洲の複合施設内にオープン。製品開発で培った知見を生かしてサービス事業を強化し、商品販売との両輪で業績拡大につなげる。

 同社はこれまで、公共体育館などを管理する指定管理事業や、運動機能訓練に特化した介護施設「Tryus(トライアス)」の運営を手掛けてきたが、スポーツジムを開設するのは初めて。事業を担う子会社を近く設立し、同施設だけで年間十数億円の売り上げを見込む。今後、他都市や海外での展開も目指す。

 特長はフロア全体の酸素濃度を調整できる設備。標高2千メートル以上の高地に相当する濃度でトレーニングを行うことで、通常よりも短時間で持久力を向上させられるという。低酸素環境下トレーニングはトップアスリートが取り入れてきたが、一般のスポーツ愛好家の間でも関心が高まっており、幅広い顧客層の利用を図る。

 施設名は「アシックススポーツコンプレックス東京ベイ」。大和ハウス工業(大阪市)が開発する「Dタワー豊洲」の2、3階に入り、延べ床面積は約5千平方メートル。ランニングレーンやトレーニングマシンをそろえるほか、25、50メートルのプールなども設ける。また、トレーニングメニューの提案も行う。(中務庸子)