ひょうご経済プラスTOP 経済 大和工業、グローバル人材育成に奨学金 京大経営管理大学院と契約

経済

大和工業、グローバル人材育成に奨学金 京大経営管理大学院と契約

2018.10.12
  • 印刷
奨学金設立と拠出に関する覚書に調印した大和工業の小林幹生社長(左)と、京都大経営管理大学院の原良憲院長=姫路市大津区吉美

奨学金設立と拠出に関する覚書に調印した大和工業の小林幹生社長(左)と、京都大経営管理大学院の原良憲院長=姫路市大津区吉美

 電炉大手の大和工業(姫路市)と京都大経営管理大学院は12日、国際舞台で活躍する人材を育む「グローバル人材育成奨学金」に関する契約を結んだ。同大学院と米コーネル大が来春開講を予定する「国際連携コース」で学ぶ学生を対象に、奨学金で学びを支援する。

 同社は1987年の米国を皮切りに海外事業を進め、売上高の海外比率が約7割を占める。今回、旧知の間柄である京大の砂川伸幸教授を通じて両大学の連携を知り、理念に賛同したという。

 同コースはMBAなどの取得のため、修学2年のうち1年を京大、もう1年をコーネル大で学ぶ。米国では年間約600万円の学費が必要で、経済的支援が不可欠という。

 奨学金は学生2人を対象に、同社が年間500万円を拠出する。期間は5年間とし、運用状況を見ながら延長を検討。支給対象は日本人の学生や個人で学ぶ社会人に限る。

 この日、同社の小林幹生社長と同大学院の原良憲院長が奨学金に関する覚書に調印した。「奨学金を使い、グローバルに輝く人材を育てたい」と原院長。小林社長は「社会貢献も行いたいと思っていたところに話をいただいた。息の長い支援をしたい」と述べた。(横田良平)