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県内上場78社、19日から中間決算発表 集中日は31日、11月9日

2018.10.19
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神戸新聞NEXT

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 兵庫県内に本社・本店を置く上場78社の2018年9月中間決算の発表が19日から始まる。期初などに今中間期の業績予想を公表した59社のうち、8割が前年同期比で増収を見込む半面、半数以上が純損益の悪化(減益や赤字転落)を予想。その後、台風21号をはじめとする自然災害が相次いでおり、米中貿易摩擦や原材料高などの影響も焦点となりそうだ。(大島光貴)

 神戸新聞社のまとめによると、県内企業の決算発表は、アジュバンコスメジャパン(神戸市中央区)を皮切りに11月14日まで続く=表。全国ベースで発表が最も集中するのは11月9日、準ピーク日は10月31日。県内企業は両日とも17社が開示を予定している。

 18年3月期決算は世界的な景気拡大や円安を受け、純損益が前期より改善(増益や黒字転換)した企業が6割超あった。しかし、19年3月期の第1四半期(18年4~6月期)決算で、純損益を前年同期比で改善したのは4割超にとどまり、減速感が強まっている。

 日銀神戸支店がまとめた県内の9月の企業短期経済観測調査(短観)でも、景況感を示す指数が2期ぶりに悪化した。台風21号に伴う操業、物流への影響や、原材料高による採算悪化懸念が経営者の心理を冷え込ませた。

 個別企業では、9月に東証1部に再上場したワールド(神戸市中央区)が11月13日に決算を公表する。10月で製品データ改ざんの発覚から1年となった神戸製鋼所(同)は10月30日に発表を予定している。