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ノーリツが米企業買収 北米で暖房給湯器拡販狙う

2019.01.08
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 給湯器大手のノーリツ(神戸市中央区)は8日、米国のボイラーメーカー、PBヒート社(ペンシルベニア州)を買収したと発表した。北米で暖房給湯器の販売を拡大させる狙い。発行済み株式の全株を同日付で取得した。取得額は約52億円。

 PB社は2003年に設立。米北東部の同州に本社や工場、研究施設を構え、ガス・石油ボイラー機器を製造・販売している。17年12月期の売上高は約37億円。

 ノーリツは米南西部のカリフォルニア州に販売子会社を持ち、主にシャワー向けの給湯器を扱っている。ただ、北米で事業を強化するには、品ぞろえの拡大が課題だった。暖房給湯器に強いPB社を傘下に収めることで、北米での事業展開を加速させる。

 ノーリツは2000年ごろから海外展開を本格化。中国、北米、豪州を重点地域とし、13年に中国、14年に豪州の同業メーカーを買収してきた。

 現在の中期経営計画(17年12月期~20年12月期)で海外売上高目標を700億円に設定。うち北米は105億円を見込むが、PB社の買収でいずれも目標値を上回る公算という。(大島光貴)