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阪神・淡路の「災害復旧融資」 未返済403件、26億円 兵庫県信用保証協会

2019.01.10
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 兵庫県信用保証協会は、阪神・淡路大震災で被災した中小企業向けの「災害復旧融資」について、返済が終わっていないことを示す保証債務残高が2018年11月末時点で403件、約26億円あると発表した。17年度末時点から63件、約4億円減った。

 減少した63件のうち53件は完済で、事業継続に伴う通常の融資への借り換えを含む。一方、残る10件は経営破綻で、同協会が債務を肩代わりする代位弁済に至った。この結果、代位弁済の累計は7119件、約544億円に増えた。

 残る403件について、同協会は「今後も経営努力を続ける企業の事業の維持、発展を支援する」として、被災事業者の実情に応じた対応を続ける考えだ。

 災害復旧融資は、県や神戸市などが1995年に実施。同協会の保証承諾を条件に、設備・運転資金を金融機関経由で低利融資した。上限は5千万円。当初の承諾規模は4万7011件、約5421億円だった。(内田尚典)