ひょうご経済プラスTOP 経済 「KOBE」の「O」はパール? 神戸の真珠、パリでPR

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「KOBE」の「O」はパール? 神戸の真珠、パリでPR

2019.01.11
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真珠養殖が盛んな長崎・対馬の海女をイメージしてデザインしたコンセプトジュエリー(シーラカンス食堂提供)

真珠養殖が盛んな長崎・対馬の海女をイメージしてデザインしたコンセプトジュエリー(シーラカンス食堂提供)

パリの展示会に出展するメンバーら=神戸市中央区加納町2

パリの展示会に出展するメンバーら=神戸市中央区加納町2

真珠養殖が盛んな長崎・対馬の海女から着想を得てデザインしたコンセプトジュエリー(シーラカンス食堂提供)

真珠養殖が盛んな長崎・対馬の海女から着想を得てデザインしたコンセプトジュエリー(シーラカンス食堂提供)

 欧米への販路拡大を目指して神戸市内の真珠加工業者などでつくる「神戸真珠輸出促進協議会」(尾川議顕会長)は、18日からフランス・パリで開かれる宝飾品の展示会「ビジョルカ・パリ」に、アクセサリーなど約670点を出展する。「SHINJU KOBE(シンジュ・コウベ)」の統一ブランドで洗練されたイメージの構築に挑み、長らく展開していなかった欧州市場の開拓を目指す。

 同協議会は2017年春、真珠加工業者16社と金融機関などで結成。初年度は海外市場に向けた英文パンフレットなどを作成した。

 18年度からは商品開発などに取り組む3カ年計画を始動。ブランド化では、小野市のデザイン会社「シーラカンス食堂」の小林新也代表が企画を担当し、今回の展示会に向けて昨春から協議を進めてきた。

 ブランド名は、シンプルで分かりやすく、海外の人の目に留まるよう、日本語をローマ字表記する案を採用した。ロゴはKOBEの「O」を真珠に見立てたデザイン。展示会場には、大粒の真珠と布を組み合わせてブランドの世界観を表現したコンセプトジュエリーを展示し、高い芸術性を演出するという。各社のブローチやイヤリングなども出品して、現地バイヤーらと商談する。

 同展示会は21日まで。世界のファッション関係者1万2千人の来場を見込む。

 小林代表は「ブランドを成長させていく第一歩。欧州の感度に響くと期待している」、尾川会長は「欧米の販路開拓に向け、神戸の真珠の美しさを存分にアピールしたい」と、意気込んでいる。(中務庸子)