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企業倒産件数が過去20年間で最少 18年、兵庫県内

2019.01.11
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神戸新聞NEXT

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 東京商工リサーチ神戸支店(神戸市中央区)がまとめた兵庫県内の2018年企業倒産件数(負債額1千万円以上)は、前年比8%減の413件で、過去20年間で最少だった。負債総額は407億4200万円で、大口倒産の増加により6年ぶりに前年を上回った。

 倒産件数はバブル期以来の低水準。同支店は「景気拡大傾向の継続に加え、金融機関が資金需要に応じて柔軟に資金支援していることもプラス要因」と分析している。

 負債額1億円未満が全体の80%を占め、資本金1千万円未満の企業が76%と、個人事業主を含む小規模事業者の倒産が多い傾向は変わらない。一方、負債額10億円以上の倒産は6件。最も負債額が大きかったのはゴルフ場運営の西日本観光(篠山市)の52億7900万円だった。

 原因別では販売不振などの不況型が8割。業種別では、個人消費の低迷を背景に「サービス業他」が156件(37・8%)で最多。飲食業の61件のほか、理容・美容業の倒産も目立った。

 18年12月単月の倒産件数は28件(前年同期比28・2%減)。負債総額は63億2900万円(同247・6%増)だった。

 一方、帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた18年の倒産件数(負債1千万円以上、法的整理のみ)は、前年比6・2%減の422件と過去10年間で最少、負債総額は同2・5%増の388億6500万円だった。(横田良平、塩津あかね)