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神戸牛、イノシシの皮革使った製品開発へ 神戸市

2019.01.11
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神戸ビーフの皮革で制作した小物や靴、かばん。青い製品はイノシシの皮革から作った=神戸市役所

神戸ビーフの皮革で制作した小物や靴、かばん。青い製品はイノシシの皮革から作った=神戸市役所

 神戸市は11日、神戸牛と市内で捕獲されたイノシシの皮革を使う新たなブランド品の開発に乗り出すと発表した。神戸牛の世界的な知名度を生かして産業振興を図り、ブランド化で神戸のPRにもつなげる。24日にフランス・パリで靴やかばんなど計10点の商品発表会を開き、世界市場への第一歩を飾る。

 肉質などの厳しい審査を経て年間約5千頭が神戸牛と認定されるが、審査は解体後のため、皮は他の牛と区別なく扱われてきた。今回の事業のため、認定牛の皮を判別できる仕組みを取り入れた。また、イノシシは同市内で年間約千頭捕獲されるが、これまで全て廃棄していた皮を活用する。

 発表会では靴やかばんのほか、財布、名刺入れ、椅子など市内の4業者が制作した10点をお披露目する。市によると、業者から「神戸牛の皮革は一般より柔らかい」「イノシシの皮は模様が独特で丈夫」との声が上がっているという。

 ファッションとして身に着けてもらうことによるPR効果も狙っており、市の担当者は「幅広い業者に参画してもらい、神戸牛と神戸イノシシの皮革のブランド化を果たしたい」と意気込んでいる。(長尾亮太)