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ニッケ、中国の子会社売却へ 決算は過去最高業績

2019.01.11
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(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

 ニッケ(本店・神戸市中央区)は11日、国内など向けに毛糸を生産する中国の連結子会社を現地の紡績会社に売却すると発表した。譲渡額は7千万円。売却予定日は3月末。

 子会社は1993年設立。2002年にニッケが出資して連結子会社化した。一般的な毛糸を主に製造。中国での人件費高騰などで収益が悪化していた。

 日本市場の縮小を受け、同社は臭いが付きにくいなど、高付加価値の糸の販売に注力している。中国子会社の売却は生産体制見直しの一環。利益率の高い製品に経営資源を集中し、低迷する繊維事業を強化する。

 一方、同日発表した2018年11月期連結決算は、環境意識の高まりから中国の施設向けフィルターなどが好調で、介護施設事業も軌道に乗り、過去最高業績となった。19年11月期は、東京五輪のユニホーム需要があるとみて、増収増益を予想。年間配当も2円増配の見通し。(中務庸子)