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新明和が自社株TOB 最大27%取得

2019.01.22
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 新明和工業(兵庫県宝塚市)は21日、株式公開買い付け(TOB)で、約400億円をめどに自社株式を取得すると発表した。筆頭株主で、共同保有分も含め23・75%を持つ旧村上ファンド系投資会社レノ(東京)との協議で決めた。

 1株1500円で買い付け、最大で発行済み株式の27・66%に当たる2666万6600株を取得する。買い付け期間は22日から2月19日まで。レノと共同保有の計4社も応募の意向を示しているという。

 新明和は2021年3月期の自己資本利益率(ROE)8%を目標とし、昨年7~12月に約50億円の自己株を取得。計画の早期達成のため借り入れによる資金調達を模索していた。「レノからの要請ではない」としている。

 新明和は19年3月期の期末配当総額を維持する方針。TOBが完了した場合、配当の対象になる株式数が減少するため、期末配当予想を今月8日発表の1株19円から27円に引き上げるとも発表した。(大島光貴)