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川重、無人潜水機で英に法人 北海油田での需要見込む

2019.02.09
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海底のパイプラインを検査するアーム部分を装着した自律型無人潜水機のイメージ図(川崎重工業提供)

海底のパイプラインを検査するアーム部分を装着した自律型無人潜水機のイメージ図(川崎重工業提供)

 川崎重工業(神戸市中央区)は、英国北部スコットランドのアバディーン市に、自律型無人潜水機(AUV)の製造販売やサービスを行う現地法人を設立した。海底の石油パイプライン点検などで需要が見込め、英国領海などをまたぐ北海油田の近くに拠点を設けて拡販を図る。

 AUVは複数のセンサーを駆使して自ら活動。川重は潜水艦や産業用ロボット製造で培った技術を応用し、神戸工場を拠点に海底検査用のAUVの開発を進めている。

 現地法人は資本金約5千万円。人員は、商用化を目指す2020年度に10人程度を予定している。北海油田では、採掘された原油の輸送にパイプラインが使われるなど保守点検のニーズが高いといい、法人設立で欧州での存在感を高める。(横田良平)