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“ランニング通勤”に強~い味方 走れるリュック開発 神戸・ヤノ運動用品

2019.02.16
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開発したビジネスリュックを背負うヤノ運動用品の矢野克幸社長=神戸市中央区三宮町3

開発したビジネスリュックを背負うヤノ運動用品の矢野克幸社長=神戸市中央区三宮町3

 スポーツ用品販売のヤノ運動用品(神戸市中央区)が、走って通勤する人のためのビジネスリュックを開発した。ノートパソコンなども入れられる大容量で、走る際の安定性や防水性の高さ、仕事場にふさわしいデザインにもこだわった。正式発売に先立ちインターネットで先行販売したところ、多くの注文が集まっている。(長尾亮太)

 ヤノ運動用品は、三宮センター街3丁目にスポーツ用品店「ランジャーニー」を構える1936(昭和11)年創業の老舗。

 ネット通販の台頭で用品販売が厳しい価格競争にさらされる中、3代目社長の矢野克幸さん(40)は、独自商品の開発に活路を求めている。商品企画をテーマにした神戸市主催の講座に2017年から参加し、開発を進めてきた。

 矢野社長自身が走って通勤する際、ランニング用と仕事用のかばんを使い分けざるを得ず不便を感じていたため、両方を兼ね備える商品を目指した。走る時に揺れて肩が痛くならないように、胸と腰で結ぶベルトで体と密着させられる構造にした。リュック上部の口は平らにして巻き込む形状にし、雨が直接当たらないようにした。

 宣伝動画を製作し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開。スーツ姿の男性が、障害物を飛び越えていくスポーツ「パルクール」にチャレンジする姿を映し、機能性をアピールする。

 ネットで資金を集めるクラウドファンディングで昨年12月中旬から購入者を募り、今月14日に目標額の100万円を突破した。購入希望者は18日午後11時まで申し込める。

 「サンプル商品を確かめに店頭をのぞいてほしい」と矢野社長。1万9440円。正式販売は3月1日から。