ひょうご経済プラスTOP 経済 特損響き純利益31%減 TOYOTIRE18年12月期連結

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特損響き純利益31%減 TOYOTIRE18年12月期連結

2019.02.16
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(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

 東洋ゴム工業から社名を変更したタイヤ大手のTOYOTIRE(兵庫県伊丹市)が15日発表した2018年12月期連結決算は、免震ゴムのデータ改ざんに伴う特別損失や、自動車部品事業の業績悪化による減損損失などが響き、純利益は前年比31・8%の減益となった。

 特別損失は、交換用の免震製品代金や改修工事費用など計175億円。交換・改修は15日時点で、全154棟中128棟で着工し、うち109棟が完了したと明らかにした。減損損失は、自動車用防振ゴムの新製品の生産コスト低減が遅れて営業損失が2年連続で発生し、36億円を計上した。

 売上高は、北米向けの大口径タイヤを中心に販売が伸びた一方、譲渡した化工品事業の売り上げがなくなった影響で微減となった。

 19年12月期は米国、マレーシアの工場増強による増産で増収を見込む。純利益も増益を予想するが、免震ゴム対策の特損は「現時点で見積もりが困難」として織り込んでいないため、追加計上する可能性があるとしている。(大島光貴)