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帝国電機製作所、過去5年半の決算訂正 グループ会社の不明瞭取引で

2019.03.14
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 ポンプ製造の帝国電機製作所(兵庫県たつの市)は14日、中国グループ会社の不適切な会計処理を受け、過去5年半の決算内容の一部を訂正したと発表した。グループ会社で営業対価の支払いを巡る不明瞭な取引などに伴い、税負担が新たに生じるため。

 同社によると、決算内容を訂正したのは2014年3月期から18年9月中間期まで。影響額は営業利益で計2億3500万円、純利益は計5億8600万円。売上高は過少申告があったことから、計1億7500万円上振れするという。

 これに伴い、19年3月期の連結業績予想を修正。営業利益は昨年5月予想比15・1%減の18億5千万円に、純利益は46・8%減の8億3千万円にそれぞれ引き下げた。売上高はポンプ需要の堅調を受け、3・6%増の217億6千万円とした。

 同社は、不明瞭な取引に関与した中国グループ会社3社を、20年3月期中に清算する予定。再発防止のため、法令順守の強化や内部通報制度の充実などを図る。(塩津あかね)