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再生可能エネルギー 新ステージ(下)持続可能性

2019.03.15
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宍粟市などの山林から切り出された木材(手前)を燃料として使う日本海水のバイオマス発電所(奥)=赤穂市西浜町

宍粟市などの山林から切り出された木材(手前)を燃料として使う日本海水のバイオマス発電所(奥)=赤穂市西浜町

 高さ30メートルの杉が並ぶ宍粟市の人工林でチェーンソーがうなりを上げる。切り出した間伐材を細かくチップ状に砕き、製塩会社の日本海水(東京)が2015年、兵庫県内で初めて稼働させた木質バイオマス発電所(赤穂市)に搬入。チップを燃料に蒸気タービンを回して発電する。

 林業会社、グリーン興産(宍粟市)の石原武典会長(63)は、「木材の需要低迷で人工林は荒廃したが、チップの供給源として活況を取り戻しつつある」と、再生可能エネルギーへ期待を示す。同社など西播磨の計20社・団体が、発電所で使うチップの約2割に当たる年約3万トンを供給する。