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潜水艦「しょうりゅう」川重神戸工場で引き渡し式

2019.03.18
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防衛省に引き渡された潜水艦「しょうりゅう」=神戸市中央区東川崎町2

防衛省に引き渡された潜水艦「しょうりゅう」=神戸市中央区東川崎町2

 川崎重工業神戸工場(神戸市中央区)で18日、防衛省向け潜水艦「しょうりゅう」の引き渡し式があった。運動性能が高い最新鋭潜水艦「そうりゅう」型の10隻目で、海上自衛隊第1潜水隊(広島県呉市)に配備される。

 全長84メートル、幅9・1メートル、高さ10・3メートルで65人が乗り込む。水中速力は20ノットで、建造費は約560億円。敵の魚雷を妨害するシステムを搭載している。海自が保有する潜水艦は計19隻(練習艦2隻を除く)となり、政府は2021年度に22隻まで増やす計画を進めている。

 式には関係者約250人が出席。川重の金花芳則社長が原田憲治防衛副大臣に引き渡し書を手渡し、乗員が艦上に整列して自衛艦旗を掲げた。乗員らは操縦訓練などを行いながら呉市を目指すという。

 同工場での潜水艦建造は戦後28隻目で、川重はさらに2隻を建造中。次に進水する艦からはリチウムイオン電池が搭載され、水中でより長時間の航行が可能になる。(横田良平)