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川重、産業ロボ生産を再編 明石と神戸2拠点体制

2019.03.20
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 川崎重工業は、産業用ロボットなどを製造する明石工場(明石市)と西神戸工場(神戸市西区)の生産体制を再編する。明石で手掛けていた小型ロボの製造を西神戸に移管し、明石は中大型ロボの製造に特化。効率化と併せて、市場拡大が見込めるロボットの国内2拠点体制を兵庫県内で進める。

 今春から夏にかけ、可搬質量20キロ以下の小型ロボの生産を明石から西神戸に順次移管。西神戸では2018年に半導体製造用クリーンロボの生産を始めたが、新たに食品などをつかみ、移動させるロボなどを生産する。製造ラインを新設するかは今後決める。

 明石では同20キロ以上の中大型ロボを生産し、受注に応じて増産を検討する。日本ロボット工業会によると、国内で生産された17年の産業ロボの総出荷台数は16年比32・9%増の23万3千台。機械加工や製品の移動に使うロボが大きく伸びているという。

 西神戸には取引先企業などを案内するロボの展示施設が備わる。川重とシスメックスの共同出資会社「メディカロイド」が発売を見込む医療用手術支援ロボの生産も検討し、拠点化を進めている。

(横田良平)