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ベンチャー実態調査、兵庫は「バイオ」集積 近畿経産局

2019.03.20
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 近畿経済産業局は、管内(福井県を含む2府5県)に拠点を置くベンチャー企業(VB)の業種や経営課題、立地状況などをまとめた。業種別では製造業が35・0%でトップ。地域別の企業集積で、兵庫は「バイオ・ヘルスケア」関連が多く集まる傾向があった。

 同局が設立した「関西ベンチャーサポーターズ会議」(座長=忽那(くつな)憲治神戸大大学院教授)の活動。昨年、管内のVB1075社のリストを作り、対象企業へのアンケート(有効回答434社)に加え、帝国データバンクの企業データを活用して特色を整理した。

 業種別では、製造業の後にITなどの情報通信業(14・3%)が続いた。事業展開は医療やバイオ・創薬が上位を占め、人工知能(AI)やロボティクスなどの新分野も並んだ。経営課題には「国内の販路拡大」「人材確保」が挙がり、活用したい支援策は「ビジネスマッチング」や「上場支援」が上位だった。

 兵庫でも医療とバイオ・創薬がトップ。立地を見ると、神戸医療産業都市の拠点となるポートアイランドでのバイオ・ヘルスケア関連企業が、この15年間で2社から22社に増えた。情報通信業は、起業支援施設が立地する大阪や京都の都心部への集積が見られた。

 同局は、調査結果をベンチャー支援策に生かす。結果は同局のホームページに掲載している。(横田良平)