ひょうご経済プラスTOP 経済 私鉄駅そば老舗「阪急そば」が事業譲渡 名物「ポテそば」は継続?

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私鉄駅そば老舗「阪急そば」が事業譲渡 名物「ポテそば」は継続?

2019.03.25
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来月から店名が変更される「阪急そば」(阪急阪神レストランズ提供)

来月から店名が変更される「阪急そば」(阪急阪神レストランズ提供)

 阪急阪神レストランズ(大阪市)はこのほど、直営の飲食店「阪急そば」の店名を「若菜そば」に変更すると発表した。来月1日付で同店の運営事業を譲渡するため。半世紀以上にわたり駅利用者らに親しまれてきた「阪急そば」の看板がなくなる。

 阪急そばは1967年4月、阪急十三駅のホームに関西の民営鉄道初の立ち食いそば・うどん店として開業。兵庫県内の西宮北口や武庫之荘、大阪や京都の駅構内などに計12店と、「阪急そば若菜」を塚口などに計3店舗展開するが、人材確保や従業員の賃金上昇などが課題となっていた。

 譲渡先は「フラット・フィールド・オペレーションズ」(大阪府泉大津市)の子会社。同社は1977年に設立し、関西を中心に飲食事業やホテル・旅館事業などを手掛ける。

 十三駅の店舗ではフライしたポテトを入れた「ポテそば」など名物メニューがあり、阪急阪神レストランズは「レシピ、メニューなどはそのまま引き継がれる予定。利用客に不便を掛けることがないようにしたい」としている。今月29~31日はシステムの移行や看板の付け替え作業などのため臨時休業する。(三島大一郎)