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スカイマーク、神戸空港に1機追加配備 発着枠拡大に備え

2019.03.29
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インタビューに応じるスカイマークの市江正彦社長=東京都内

インタビューに応じるスカイマークの市江正彦社長=東京都内

 神戸空港が4月1日に民営化から1年となるのを前に、スカイマークの市江正彦社長は29日までに神戸新聞社の取材に応じ、今年5月に追加導入する航空機2機のうち、1機を同空港に充てる意向を明らかにした。運用規制が緩和された場合の発着枠の拡大に備える。同社は、同空港における旅客輸送のうち4分の3を担っており、同社長は「規制緩和後もシェアを維持したい」と強調。緩和の内容に応じて深夜帯の国内便や国際便を運航させる考えを示した。

 同社が導入する2機は、いずれも小型機のボーイング737-800型。もう1機は成田-サイパン便に充てるという。

 神戸空港の規制緩和を期待する市江社長は「目に見えて便利になるのが時間延長」と指摘。羽田発神戸行きは午後8時すぎが最終だが、「9、10時台発ができれば会食後も泊まらずに神戸へ帰れる」とした。

 神戸-鹿児島、長崎、茨城、仙台の各路線の増便と、奄美大島や宮古島などへの新規就航にも意欲を示した。市江社長は「(緩和内容によっては)国際便も飛ばしたい」と述べ、サイパンやパラオを就航先の第1候補に挙げた。

 スカイマークは同空港で圧倒的なシェアを確保しており、「地域の人に欠かせない存在であり続けるため、他社に抜かれるわけにはいかない」と語った。(長尾亮太)