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ジェイテック、航空機部品受注増へ新工場棟建設 神戸

2019.04.12
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ジェイテックが完成させた工場の新棟と横道純次社長=神戸市西区伊川谷町潤和

ジェイテックが完成させた工場の新棟と横道純次社長=神戸市西区伊川谷町潤和

 金属加工のジェイテック(神戸市西区)は、神戸鉄工団地にある自社グループの敷地内に新たな工場棟を建設した。市場の拡大が見込まれる航空機部品の製造をさらに請け負うため、部品加工に適した温度管理ができる環境を整えた。

 同社は1966年の創業で、資本金1千万円。産業用ロボットやガスタービン、編み機などの部品加工を手がけてきた。製品を受注する業界を広げて経営基盤を強化するため、航空機の発電用エンジン部品の製造に10年以上前から取り組む。

 新棟は広さ約500平方メートルで、総工費約1億円。壁や屋根に断熱材を施して空調機器も取り付け、室内温度の管理を徹底できる。素材の金属は温度の影響を受けて膨張したり収縮したりしやすい。加工前の検査時と加工時の温度環境を均一にすることで、より正確な寸法に仕上げられるという。所有していた金属工作機械6台を新棟に持ち込み、稼働させている。

 横道純次社長は「航空機部品を会社の柱の一つに育て上げたい。豊富な種類の航空機部品を加工できるように、新たな機械の導入も検討したい」と意欲をみせている。(長尾亮太)