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県内企業の社長、平均年齢59・2歳 7年連続上昇

2019.04.12
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神戸新聞NEXT

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 帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)は、2018年の兵庫県内3万7207社のトップについて調査した「社長分析」をまとめた。平均年齢は59・2歳で7年連続上昇。この1年間に社長が交代した企業は1405社で3・78%にとどまるなど、事業承継が進んでいない現状が浮き彫りになった。

 19年1月時点のデータベースを元に、個人事業主、非営利活動法人、公益法人などを除いた企業の情報を抽出。業界別、年商規模別などで分析した。

 平均年齢は前年より0・2歳上昇し、調査を始めた08年以降で最高となった。業種別では「不動産業」「卸売業」「製造業」で高く、いずれも60歳を超えた。「建設業」「サービス業」は比較的低かった。

 過去1年間に社長が交代した企業の割合を表す社長交代率は、前年比0・12ポイント減少の3・78%。10年に4%を割り込んで以降、3%台が続いている。また、社長の年代を年商規模別にみたところ、1億円未満の企業は70代が20%を超えており、同支店は「中小企業ほど社長の高齢化が進み、後継者不足などの問題を抱えていることがうかがえる」としている。

 出身大学は甲南大が最も多く797人。2位は関西学院大(640人)、3位は近畿大(554人)と続いた。出身地は1位が兵庫県(2万3224人)、2位が大阪府(1586人)、3位が京都府(255人)だった。(中務庸子)