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保証承諾額は前年度比0・3%減 兵庫県信用保証協会

2019.05.24
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 兵庫県信用保証協会(神戸市中央区)がまとめた2018年度の保証承諾額は、前年度比0・3%減の4272億8300万円と、ほぼ横ばいを保った。既存の保証付き融資の借り換えに対応する商品や、無担保で大口長期の資金需要に対応する商品の利用が好調に推移した。件数は同2・4%減の2万6031件だった。

 保証債務残高も1兆962億7千万円で横ばい。杉本明文理事長は「全国的には保証利用が減っている。事業拡大や経営改善など企業の課題に応じた商品の拡充に務めた結果」と説明した。19年度の保証承諾額は18年度比6・4%減、保証債務残高は1・6%減を見込む。

 一方、破綻先の債務を肩代わりする18年度の代位弁済は、前年度比13・2%増の194億2千万円と、7年ぶりに増加した。建設や小売り、卸売り、サービス業の順に多かった。件数は8・6%増の1634件だった。杉本理事長は「返済条件の変更を重ねて、いよいよ立ちゆかなくなったケースもあった。経営支援に力を入れる」と話した。

 最近10年で代位弁済額が最も大きかったのはリーマン・ショック直後の09年度(594億9400万円)。その後は減少傾向が続いている。(内田尚典)