ひょうご経済プラスTOP 経済 JA兵庫信連、農業ファンド設立へ 法人の事業支援で

経済

JA兵庫信連、農業ファンド設立へ 法人の事業支援で

2019.06.11
  • 印刷

 兵庫県信用農業協同組合連合会(JA兵庫信連、神戸市中央区)は10日までに、県内の農業法人を支援する総額5億円の投資ファンドを設立する方針を固めた。高齢化や後継者不足などが課題となっている県内農業の活性化に向け、画期的な新規事業に取り組む法人を対象にする。7月にも投資法人を設立する。(山路 進)

 兵庫信連によると、農業ファンドは、日本政策金融公庫と全国JAグループのほか、みなと銀行など都銀や地銀、信用金庫によるものはあるが、都道府県信連単位での設立は初めて。

 設立するのは兵庫信連農業投資事業有限責任組合。同信連の子会社の兵庫県協同サービスが運営会社となり、同信連が4億9500万円、同社が残りを出資する。存続期間は15年。今月末の同信連総会に諮る。

 法人への出資は1千万円程度からを想定し、出資比率は49%まで。農業事業に関するノウハウを生かし、新たな特産品の創出など画期的な事業の具体化に向けた提案をしていくという。

 中村芳文理事長は「新しい農業への挑戦を支援したい。農業をもうかる産業に育てなければ、若者の就農を増やすことは難しい。農業を元気づけ、地域の活性化につなげたい」と話している。