ひょうご経済プラスTOP 経済 G20記念商品が続々登場 経済効果、関西で300億円

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G20記念商品が続々登場 経済効果、関西で300億円

2019.06.14
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特別メニューを考案、調理した金澤智輝総料理長=大阪府豊中市上新田4

特別メニューを考案、調理した金澤智輝総料理長=大阪府豊中市上新田4

大阪南港・咲洲地区限定で販売中の「G20大阪サミットクッキー」(大阪ベイエリアMICE提供)

大阪南港・咲洲地区限定で販売中の「G20大阪サミットクッキー」(大阪ベイエリアMICE提供)

全国の郵便局で14日に発売されるG20大阪サミットの記念切手(日本郵便提供)

全国の郵便局で14日に発売されるG20大阪サミットの記念切手(日本郵便提供)

 28、29日の20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)まで2週間となり、開催を記念した商品が相次いで登場している。日本で初となるG20サミットを盛り上げようと、兵庫県内の企業などがG20メンバーの伝統料理やクッキー、記念切手などの販売を始める。(大島光貴、中村有沙)

 飲食店「和食ダイニング ごちそう村」を運営する入船(加古川市)は、参加国・地域の料理を17日から提供する。兵庫、大阪で計20店舗を展開しており、7月15日まで各店舗1品ずつを出す。兵庫では、ブイヤベース(仏、姫路花田店)▽ビーフストロガノフ(露、加古川店)▽タンドリーチキン(印、神戸有野店)▽タコス(墨、大蔵谷店)-などが登場する。

 13日に大阪府内で開いた関係者向け試食会では、全20品を披露。総料理長が南アフリカの煮込み料理「ポイキ」の調理を実演した。企画した同社の早房ゆうこさん(41)は「G20に合わせ、各国のごちそうを楽しんでほしい」と話した。

 サミット会場のインテックス大阪がある大阪南港・咲洲では、地区内限定で「G20大阪サミットクッキー」を販売中。表面に「G20」などの文字を入れたバタークッキー(20枚入り、千円)で、箱にはサミットの公式ロゴをあしらった。

 大阪観光局などでつくる国際会議の誘致団体が企画し、7月31日までホテルやコンビニなどで取り扱う。クッキーをお土産に付けた宿泊プランを用意したホテルもある。同団体の担当者は「手軽に選べる土産物で大阪ベイエリアを国内外に広めたい」と期待する。

 また、日本郵便は14日、サミットの記念切手を全国約2万4千の郵便局などで発売する。82円切手10枚入りのシートで、大阪城や通天閣、大阪市中央公会堂などの図柄を入れた。全50万シートを発行する。

 りそな総合研究所は、サミットの経済効果を関西で300億円、全国で500億円と試算。出席者や警備関係者らの宿泊、飲食、消費などが寄与するという。荒木秀之主席研究員は「サミットで大阪・関西の名が世界に広がれば、今後、新しい国際会議や商談会の誘致につながる可能性がある」としている。