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最後の巨大市場、現状を学ぶ 神戸でアフリカセミナー

2019.06.15
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アフリカの現状や課題が報告されたセミナー=神戸市中央区御幸通6

アフリカの現状や課題が報告されたセミナー=神戸市中央区御幸通6

 8月に横浜市でアフリカ開発会議が開かれるのを前に、域内の現状や課題を学ぶセミナーが14日、神戸市内で開かれた。市場や教育、経済などの分野で報告があり、兵庫県内外の企業関係者ら約100人が熱心に耳を傾けた。

 国際協力機構(JICA)や神戸市などの共催。一部の国で経済発展が進むアフリカは、人口増加も著しく「最後の巨大市場」として企業の注目を集めている。

 アフリカ支援に約30年間携わってきたJICAの加藤隆一アフリカ部長は、農業や製造業の生産性の低さ、初等教育中退率の高さなどを報告。一方で「携帯電話の契約数が100%を超えており、IT分野には可能性がある」と話した。

 アフリカで事業を展開するシスメックス(神戸市中央区)も、現地の医療レベル向上のため、臨床検査の重要性など伝える教育プログラムの提供などを紹介。アフリカから多数の留学生を受け入れる神戸情報大学院大学の発表もあった。(中務庸子)