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5月の神戸港貿易概況、輸出入とも減少 前年同月比

2019.06.25
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神戸新聞NEXT

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 神戸税関がこのほど発表した5月の神戸港貿易概況は、輸出、輸入ともに前年実績を下回り、輸出入総額は前年同月比6・9%減の7235億円と2カ月ぶりにマイナスへ転じた。

 輸出は8・7%減の4254億円。フィリピンや香港向けに建機が落ち込んだほか、電機部品などのプラスチック、フラットパネルディスプレーなど半導体等製造装置、繊維製品が、いずれも中国向けを中心に減少した。

 輸入は4・1%減の2981億円。イタリアからの加熱式たばこ▽スウェーデンやシンガポールからの医薬品▽リチウムイオン電池の原料となるカナダなどからの非鉄金属▽中国からの衣類-などが減った。(長尾亮太)

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 大阪税関が発表した近畿2府4県の5月の貿易概況(速報値)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は87億円の赤字だった。赤字は4カ月ぶり。米中貿易摩擦を背景とした中国経済の減速により、対中輸出が前年同月比13・0%減少したことが響いた。

 輸出総額は10・4%減の1兆2509億円と、7カ月連続で減少した。中国向けの液晶パネルや半導体製造装置が落ち込んだ。

 輸入総額は5・2%減の1兆2596億円で、2カ月ぶりに減少した。サウジアラビアからの原油や中国からの衣類が減った。