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そごう神戸店で「最後の売りつくしセール」 10月「神戸阪急」に

2019.07.10
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開店直後から大勢の買い物客が詰めかけたセール会場=10日午前、そごう神戸店

開店直後から大勢の買い物客が詰めかけたセール会場=10日午前、そごう神戸店

 10月に屋号が神戸阪急に変わるそごう神戸店(神戸市中央区)で10日、“最後のセール”が始まった。長年親しまれてきた「そごう」の名称がなくなる前に、顧客に感謝の気持ちを伝えようと企画。開店直後から目当ての商品を買い求める大勢の客でにぎわった。

 同店は1933(昭和8)年10月、神戸・元町から現在の場所に移転した。2017年10月、阪急阪神百貨店を傘下に置くエイチ・ツー・オーリテイリングに譲渡された後も、屋号を変えずに営業を続けてきた。

 セールでは婦人服・洋品や子ども服、アクセサリーなど各階に特設売り場を設置。三宮出店からの85年の歴史にちなみ、850円の食料品や8500円のバッグセット、85個限定の特別価格の婦人雑貨などが用意され、開店後数分で完売した商品もあった。

 ネックレスなどを購入した神戸市東灘区の主婦(50)は「『そごう』の名称になじみがあったので変わるのはさみしい。梅田の阪急本店のように1日楽しめるような百貨店になってほしい」と期待した。

 そごう神戸店は9月末まで、テーマや品ぞろえを変えてセールを継続する予定。また、同店は屋号変更に向けて、本館地下1階の食品フロアを大規模改装中。昨年10月に洋菓子売り場が刷新され、今年7月上旬から和菓子売り場の一部店舗が改装オープンしている。(三島大一郎)