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中小企業の事業承継、M&Aが有効 神戸でセミナー

2019.07.17
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事業承継の要点を話す日本M&Aセンターの三宅卓社長=神戸市中央区波止場町

事業承継の要点を話す日本M&Aセンターの三宅卓社長=神戸市中央区波止場町

 中小企業の経営者を対象にした事業承継セミナーがこのほど神戸市であり、合併・買収(M&A)による事業承継の事例が報告された。

 約360人が参加した。中小企業の案件を主に手掛ける日本M&Aセンター(東京)の三宅卓社長=神戸市出身=が成功のノウハウを解説。親族や従業員への承継が困難となる中、第三者への承継であるM&Aの有効性を説いた。

 厳しい経営環境を乗り切ろうと、第二創業などの一環でM&Aを考える企業は多いといい、「1社の売り手に対して50~80社の買い手がある」と強調。西脇市の印刷会社が東京の広告代理店に傘下入りした例を引き、それぞれ営業力強化とコスト低減の相乗効果があったことを紹介した。三宅氏は「何もしないのが最もリスクが高い。準備は早く、決断は慎重に」と呼び掛けた。

 その後、創業した会社を70歳で他社に譲渡した竹田敏男氏の体験談が披露された。(大久保斉)