ひょうご経済プラスTOP 経済 兵庫県内GDP、20兆6605億円 18年度速報値

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兵庫県内GDP、20兆6605億円 18年度速報値

2019.07.17
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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

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 兵庫県がまとめた2018年度の実質県内総生産(県内GDP、速報値)は、前年度比0・3%増の20兆6605億円となり、比較可能な06年度以降で最高を更新した。プラス成長は2年連続。県統計課は「民間企業の設備投資が堅調で、輸出が下支えした。県内経済は横ばいに推移している」と分析している。

 県内GDPは06年度の19兆6945億円から、リーマン・ショック後の09年度には17兆9904億円に落ち込んだが、10年度は19兆円台に回復。12年度は東日本大震災、16年度は円高などでそれぞれ減少したが、17年度以降はプラス成長が続いている。

 18年度は、個人消費を示す民間最終消費支出が前年度比0・2%減ったものの、民間企業設備投資は3・5%伸びた。輸出入を含む県外との取引は、移入超過の2290億円が2133億円に縮小した。

 生産面は、製造業が0・2%減少した。一方、非製造業は0・5%増えた。サービス業などが堅調に推移したため。

 同課は、県内経済の先行きについて「10月に予定される消費税増税や、米中貿易摩擦の影響が読み切れず、足元では民間設備投資の伸びが鈍化するなど、やや不透明」としている。(佐伯竜一)