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バーコード一括読み取りで検品3割時短 パナ神戸工場で導入

2019.07.19
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机上の枠内に部品を置くと、カメラで複数のバーコードを一括して読み取り、検品ができる=神戸市西区高塚台1、パナソニック神戸工場

机上の枠内に部品を置くと、カメラで複数のバーコードを一括して読み取り、検品ができる=神戸市西区高塚台1、パナソニック神戸工場

従来の検品作業。複数のバーコードをリーダーを使って読み込んでいた=神戸市西区高塚台1、パナソニック神戸工場

従来の検品作業。複数のバーコードをリーダーを使って読み込んでいた=神戸市西区高塚台1、パナソニック神戸工場

 パナソニックは、ノートパソコン「レッツノート」を生産する神戸工場(神戸市西区)で、バーコード一括読み取りシステムを倉庫に導入し、検品の作業時間を3割短縮できたと明らかにした。ベルギーの子会社ゼテス社の技術を活用しており、今月から外販も始めた。同工場を、同社のサプライチェーン(部品の調達・供給網)支援サービスの日本展開の拠点とする考え。(大島光貴)

 このほど工場内を報道陣に公開した。パソコン部品には複数のバーコードが印字されており、一つ一つ手作業で読み取る従来の検品作業は1点当たり15~20秒かかっていた。2月に導入したシステムはカメラを使って一括で読み取れ、6秒に短縮できたという。ベルトコンベヤーに流しながらの検品も可能で、物流会社の採用が決まっている。

 荷主や運送会社が荷物の配送状況をリアルタイムに把握できるネットワークサービスも昨年末に発売。今年9月には神戸工場にコールセンターを開設する。

 同工場では生産の自動化も進めており、清水実工場長は「メイン基板の実装工程でオペレーターが半減し、10%の生産性向上につながった」と説明。液晶やキーボードなどの組み立て完成ラインも「5年後には7割ぐらいは自動化したい」としている。