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「兵庫県金融150年史」を出版 神戸で発表会

2019.07.19
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地元金融機関の変遷などをまとめた「兵庫県金融150年史」=神戸市中央区北野町1、ホテル北野プラザ六甲荘

地元金融機関の変遷などをまとめた「兵庫県金融150年史」=神戸市中央区北野町1、ホテル北野プラザ六甲荘

 明治以降の兵庫県内の金融機関の変遷をまとめた「兵庫県金融150年史」の出版発表会が19日、神戸市内であり、県や銀行、信用金庫、信用組合の幹部ら約70人が出席した。

 昨年の県政150周年に合わせ、地元の産業と金融の関わりを振り返る狙い。県信用保証協会が編さん事務局を務め、関西学院大大学院経営戦略研究科の佐竹隆幸教授ら学識者ら11人が企画、執筆を担った。

 時代順に6章で構成。1965年に山陽特殊製鋼が会社更生法適用を申請した際、地域金融機関が自治体と協力して下請け業者を倒産から守ったことや、兵庫銀行(現みなと銀行)の規模拡大とバブル崩壊後の再編などを取り上げた。

 大災害で被災した中小企業に対する資金支援などの課題も紹介。会合で講演した佐竹教授は「情報化、人口減少が進む中で地域の企業が取り残されないよう、金融機関の取り組みが一層重要になる」と話した。

 A5判、348ページ。2千部発行し、金融機関や自治体、大学、図書館などに配る。非売品。同協会TEL078・393・3922

(内田尚典)