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TOYOTIRE、欧州に技術開発拠点 今秋から稼働

2019.08.09
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 TOYOTIRE(兵庫県伊丹市)は8日、ドイツに欧州初となる技術開発拠点「欧州R&Dセンター」を設立すると発表した。約11億円を投じ、今秋から業務を始める予定。原材料調査や新素材開発、自動車産業の情報収集に当たる。

 欧州の販売統括子会社がある独西部ヴィリッヒ市に置く。建屋(延べ床面積約2500平方メートル)を借り、材料試験や化学分析の装置を導入。日本人3人を含む技術者約10人を配置する。

 TOYOTIREは、東欧セルビアで2022年に新工場を稼働させるが、高性能、高付加価値タイヤの生産を技術面で支える。

 欧州は、同社の年間販売本数の16%(約600万本)を占める重要な市場。日本、米国に次ぐ技術開発拠点を設けることで、技術・商品情報を共有し、開発を加速させたい考えだ。(大島光貴)