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台風10号接近、県内企業の警戒続く 在宅勤務や早帰り実施

2019.08.15
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神戸新聞NEXT

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 近畿地方に台風10号が接近した15日、兵庫県内では交通機関の運休などを受け、多くの企業が従業員の在宅勤務や早帰りを実施した。目立った物的被害は確認されていないが、雨は16日未明まで断続的に降るとみられ、各企業で警戒が続いた。

 ベビー・子ども用品店の西松屋チェーン(姫路市)は15日、顧客や従業員らの安全を考慮し、中四国、九州の計120店を休業。県内の店舗を含む計42店で閉店時間を早めた。

 セルフ式うどん店「丸亀製麺」などを展開するトリドールホールディングス(神戸市中央区)も同地域の計121店舗を休業。JR西日本が14日に在来線の運休を発表したことを受け、神戸本社の従業員のほぼ全員を在宅勤務にした。

 カネテツデリカフーズ(同市東灘区)も出勤予定だった事務系従業員の多くを自宅待機に。通常通り稼働した工場の従業員は出社したが、1時間程度退社を早めた。

 神戸製鋼所の長府製造所(山口県下関市)は15日がお盆休みだったが、台風接近に備えて一部の従業員が出社。操業した加古川、神戸の両製鉄所では土のうの設置や排水ポンプの準備など対応に追われた。

 川崎重工業の子会社が大分県日田市で運営するサーキット場では同日、愛好家らが二輪車などでコースを走行する催しを開く予定だったが、中止になった。(三島大一郎、横田良平、中村有沙)