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コベストロ、尼崎の拠点刷新 自動車や建築向けの技術開発

2019.09.13
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刷新されたコベストロジャパンの技術開発センター=尼崎市久々知3(同社提供)

刷新されたコベストロジャパンの技術開発センター=尼崎市久々知3(同社提供)

 独化学メーカーのコベストロの日本法人、コベストロジャパン(東京)は12日、リニューアルした兵庫県尼崎市の技術開発センターを報道関係者に公開した。顧客と意見交換しながら試作を重ねるエリアを増やし、注力する自動車や建築分野でシェア拡大を目指す。(横田良平)

 コベストロは高機能化合物製造の世界大手。国内では日本法人のほか、ポリウレタン原料を製造・販売する住化コベストロウレタン(尼崎市)などを傘下に持つ。同センターは国内のグループ開発拠点で、ウレタン社の創立50周年を機に刷新した。

 ポリウレタンは建築用の断熱材や自動車のハンドル、座席などに幅広く利用されている。センターは約7500平方メートル。顧客の要望を聞いて原料の配合などを変えながら試作・検討するコーナーを5カ所設置。データ活用の専門人材を置き、デジタル化も促進する。総投資額は約5億円。

 ウレタン社の米丸公康社長は「尼崎発の技術をさらに発展させ、世界に発信していきたい」と話した。