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ロボスーツ活用のリハビリ施設開設 10月、神戸

2019.09.20
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神戸ロボケアセンターでリハビリに活用するロボットスーツ=神戸市中央区港島南町1

神戸ロボケアセンターでリハビリに活用するロボットスーツ=神戸市中央区港島南町1

 ロボットスーツを使って運動機能の改善を図るトレーニング施設「神戸ロボケアセンター」が10月1日、神戸・ポートアイランドの医療産業都市でオープンする。装着者の意思に沿って動作を助け、従来のリハビリを上回る効果を目指す。

 筑波大発のベンチャー企業、サイバーダイン(茨城県つくば市)が開設。神戸は国内14カ所目、関西では堺市に次いで2カ所目となる。運営は、NPO法人の永寿(大阪市)が担う。

 同社によると、人が体を動かそうとすると、脳から神経を通じて筋肉に信号が伝わる。ロボットスーツはそのとき皮膚の表面に漏れ出す微弱な信号をセンサーで読み取り、モーターを駆動させて関節の動きを助ける。

 トレーニングでは体に過度な負担をかけずに、装着者の意思と一致した運動を繰り返すことで、運動機能の向上を図る。

 永寿は、系列の老人保健施設で2011年にスーツを取り入れて高齢者のリハビリに活用している。さらに多くの人に使ってもらおうと、堺市にセンターを昨年開設した。脳血管疾患や脊髄損傷などの患者の利用が多いという。

 石井亨宏センター長は「脳から信号が出ていると確かめられることは、リハビリで大きなモチベーション(士気)になる」と話している。1回1時間半で、税込み1万8千円(10月は特別価格で1万円)。(長尾亮太)