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トウモロコシなどの生育妨げるガ 兵庫で初確認

2019.10.09
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食い荒らされた飼料用トウモロコシの葉(兵庫県病害虫防除所提供)

食い荒らされた飼料用トウモロコシの葉(兵庫県病害虫防除所提供)

南あわじ市で捕獲されたツマジロクサヨトウの成虫(兵庫県病害虫防除所提供)

南あわじ市で捕獲されたツマジロクサヨトウの成虫(兵庫県病害虫防除所提供)

 兵庫県病害虫防除所(同県加西市)は9日、トウモロコシなどの生育を妨げるガの一種「ツマジロクサヨトウ」の発生を県内で初めて確認し、発生予察特殊報を出した。幼虫が葉や茎、花、果実を食い荒らし、多発すると被害が拡大する恐れがある。

 今月2日、南あわじ市の淡路農業技術センターで成虫が見つかった。成虫は羽を広げた長さが4センチ弱。雌雄とも茶色で、雄は羽の上端中央に白斑がある。葉の裏に産卵し、幼虫は数ミリ~約4センチ大。県内では越冬しないとみられ、10月末ごろまで注意が必要という。

 同防除所は、全県域の飼料用トウモロコシなどの生産者にほ場で幼虫の確認を奨励。発見時は通報と農薬散布を求め、農薬が使えなければ早期収穫と事後のすき込みを呼び掛ける。

 今年7月、鹿児島県での国内初確認後、岡山、徳島、大阪など20府県に拡大。これまで飼料用トウモロコシ、スイートコーン、ソルガム、サトウキビのほ場でしか発生していない。同防除所TEL0790・47・1222

(山路 進)