ひょうご経済プラスTOP 経済 「そごうの看板下ろしたが、まだまだこの場所で」神戸阪急店長、率直な心境語る

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「そごうの看板下ろしたが、まだまだこの場所で」神戸阪急店長、率直な心境語る

2019.10.10
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神戸阪急・松下秀司店長

神戸阪急・松下秀司店長

 そごう神戸店(神戸市中央区)が9月末で閉店し、5日、屋号を切り替えて神戸阪急が開業した。神戸・三宮の「顔」として、新たな魅力をどう生み出していくのか。神戸阪急の松下秀司店長(62)に聞いた。(聞き手・三島大一郎、撮影・鈴木雅之)

 -今の率直な心境は。

 「たくさんのご愛顧をいただいた、そごうの看板を下ろすことになった。だが閉店ではない。新しく阪急に生まれ変わった。まだまだこの場所で商売をさせてもらう。今はその気持ちの方が強い」

 -昨年1月に店の在り方などを検討する五つのプロジェクトチームが発足した。参加した感想は。

 「一番の目的は従業員から意見を聞くことだった。会議を開いて若手と議論する機会はこれまでになく、新鮮だった。店が変わろうとしているという意識が全体に広がったように思う」

 -どのような百貨店を目指すのか。

 「百貨店は商品を売ることだけが仕事ではない。多くの顧客は、晴れの場面のために買い物に来る。誰に贈るのか、どこに着ていく服なのか。顧客の思い出づくりをサポートすることをより強く意識していきたい」

 -神戸らしさをどう表現するのか。

 「市民それぞれが神戸らしさを持っている。そこで店のテーマを『フェスティバル365』にした。幅広い考え方を持つ人たちにいろんな楽しさを提供していきたい」

【まつした・しゅうじ】広島修道大卒。80年そごう入社。13年にそごう神戸店長。今年10月から阪急阪神百貨店執行役員、神戸阪急店長。山口県出身。