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愛称は「ひかり姫」 丹波黒の改良枝豆新品種

2019.10.19
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愛称が「ひかり姫」に決まった黒大豆枝豆を手にする兵庫県立農林水産技術総合センターの担当者=三田市天神1

愛称が「ひかり姫」に決まった黒大豆枝豆を手にする兵庫県立農林水産技術総合センターの担当者=三田市天神1

 兵庫県立農林水産技術総合センター(兵庫県加西市)が、黒大豆「丹波黒」を改良した枝豆用品種の愛称が「ひかり姫」に決まった。このほど本格出荷が始まり、担当者は「親しまれる枝豆になってほしい」と話している。

 県が公募し、全国から寄せられた253点から、新潟市の男性が考案した名称を選んだ。「(豆を包む)さやが美しく輝く新品種で、親しみやすく希望あふれる響き」との思いを込めたという。

 同センターが20年前から、丹波黒の一つ「兵系黒3号」と、さやが変色しにくい品種との交配を重ねて開発。2016年に「兵系黒4号」として品種登録を申請した。黒3号より旬は1週間ほど早く、遺伝的に94%が一致。豊かな甘さとコク、豆の大きさはほぼ同じという。

 養父市の農家で16年から試作を始め、今年は同市や朝来、三田、宝塚、西宮の各市と猪名川町の計88アールで栽培。三田市分はすでに完売したが、他市町でも出荷が始まり、今月下旬ごろまで神戸や阪神、但馬地域のJA直売所などで販売される。

 同センター農業技術センター農産園芸部TEL0790・47・2411

(山路 進)