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スキー用品、スマホでレンタル予約 神戸デジタル・ラボがシステム開発

2019.10.24
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スキー用品のレンタルや決済が簡単にできるシステムの画面(神戸デジタル・ラボ提供)

スキー用品のレンタルや決済が簡単にできるシステムの画面(神戸デジタル・ラボ提供)

 システム開発の神戸デジタル・ラボ(神戸市中央区)は、レジャー施設運営大手の東急リゾートサービス(東京)向けに、スキー場の用品レンタル予約システムを開発した。近年、国内のスキーファンが減少し、スタッフの確保が難しくなっているといい、アナログが主流だった手続きをシステム化して業務効率化や混雑緩和をサポートする。(中務庸子)

 新システムは、会員登録した顧客がスキー板や靴、ウエアなどの用品を専用サイトから事前に予約、決済する。当日はスマートフォンなどの画面に表示されるQRコードを読み取り機にかざすだけで、簡単に受け付けやレンタルができる。

 これまでは、現地で専用用紙に記入して申し込み、現金で支払うやり方が多く、貸し出しまでに2時間を要することもあったという。

 同システムを導入することで、顧客は待ち時間を大幅に短縮でき、運営側は在庫管理やレジ業務の省力化につなげられる。また、同システムは外国語にも切り替えられ、増加する海外のスキー客にも対応できる。

 昨年春、東急からの依頼で受託開発。個人情報を扱うため、神戸デジタル・ラボが得意とするセキュリティー開発手法を使って構築し、稼働データなどの分析もできるように設計した。

 昨シーズンに北海道で先行運用し、今シーズンは「スキージャム勝山」(福井県)など、ほかの6施設に拡大する。同社は「顧客満足度を向上させつつ、業務の効率化を実現して人手不足対策につなげたい」としている。