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日鉄、6製鉄所体制に統合 姫路・広畑製鉄所は「瀬戸内製鉄所広畑地区」に

2019.11.02
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 日本製鉄は1日、子会社の日鉄日新製鋼を含めて全国に計16拠点ある製鉄所や製造所を2020年4月に6製鉄所体制に統合すると発表した。組織再編で人材配置を円滑にできるようにし、ノウハウなどを共有化しやすくする狙い。事業環境が厳しい中、製造現場の効率化を高めて収益力強化につなげる。

   

 日本製鉄が兵庫に構える製造拠点のうち、広畑製鉄所(姫路市)は「瀬戸内製鉄所広畑地区」に、尼崎製造所(尼崎市)は「関西製鉄所尼崎地区」にそれぞれ改称される見通し。事業内容や人員体制は今後の検討になるという。

 広畑製鉄所は旧日本製鉄時代の1939(昭和14)年開設。その後、富士製鉄や新日本製鉄などの主要拠点として操業し、現在は自動車などに使われる高級薄板に強みを持つ。今回の統合後も、瀬戸内製鉄所で中核的な役割を果たすという。2019年3月末の従業員は約1300人。

 尼崎製造所は1919(大正8)年、住友伸銅所尼崎工場として創業。日本初の高級継ぎ目無し鋼管の一貫製造工場で、近年はステンレス鋼管に特化している。2019年3月末の従業員は約700人。(横田良平)