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令和初の年末年始へ お歳暮とおせち料理の商戦本格化 県内百貨店

2019.11.07
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37種類の多彩な料理を詰めた「おつまみ重」=大丸神戸店

37種類の多彩な料理を詰めた「おつまみ重」=大丸神戸店

 令和初の年末年始に向け、兵庫県内の百貨店でお歳暮とおせち料理の商戦が本格化している。お歳暮は、消費税増税の影響で「中食」需要が増加傾向にあるのを受け、年末年始に自宅などでゆっくり楽しめる商品を提案。家で作る人が減っているおせちは、有名店とのコラボ商品や少量多品種のおつまみ風商品など新感覚の品ぞろえを充実させている。(三島大一郎)

■お歳暮

 10月5日に屋号を変更した神戸阪急は同月末に歳暮売り場を開設。定番(約千点)とこだわり(約500点)の商品を掲載したカタログなどを用意した。12月25日まで。「阪急」のギフトとなった今年は生活様式に対応した個食の品ぞろえを充実。管理栄養士が監修し、電子レンジで解凍するだけで食べられる冷凍おかずセット(12種類、6480円)などがある。

 大丸神戸店は11月1日から店頭での受け付けを開始。北海道産の海産物をしゃぶしゃぶで味わえる具材セット(1万800円)やチーズをふんだんに使ったピザ(5400円)など、家族や友人らと一緒に楽しめるギフトを紹介する。山陽百貨店は10月末に売り場を開設。加古川ヤマトヤシキは11月13日から設ける。

■おせち

 昨年に続き「おつまみ重」を用意した大丸松坂屋百貨店。今年は重箱に牛肉のしぐれ煮やカレー風味のハムカツなど37種類の料理を詰め、それぞれに合う日本酒や赤ワインなどのイラスト入りシートを付けた。2人用で1万6200円。同社は関西版のカタログに約400点を掲載。売れ筋は2~3万円クラスで、料理研究家が監修した商品などの人気が高いという。

 同社によると、おせちの18年の売上高は17年比約3%増だった。大丸神戸店では今年9月末からインターネットでの予約受け付けを始め、売上高は18年比約1割増のペースという。担当者は「話題性や質の高い商品が増えており、需要が伸びているようだ」とする。

 神戸阪急などを運営する阪急阪神百貨店は、肉料理を中心にオードブル感覚で楽しめる商品を投入。ショートケーキやタルト、アップルパイなど洋菓子を重箱に詰めた「スイーツ重」など見た目が映える商品もそろえた。

 大丸の須磨、芦屋店と阪急阪神百貨店の各店のほか、そごう西神店、山陽百貨店、加古川ヤマトヤシキでも店頭受け付けが始まっている。