ひょうご経済プラスTOP 経済 加藤産業、売上高は72年連続で増加 19年9月期連結

経済

加藤産業、売上高は72年連続で増加 19年9月期連結

2019.11.12
  • 印刷
(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

 食品卸の加藤産業(兵庫県西宮市)が12日発表した2019年9月期連結決算は、主力の常温商品などが堅調に伸びたほか、海外企業の買収効果などもあり、増収増益だった。経常利益と純利益は過去最高を更新。売上高は72年連続で増加し、1兆円台をキープした。

 レトルト食品や調味料などの常温商品、冷蔵・冷凍食品の販売が好調に推移。酒類は消費税増税前の駆け込み購入があった。また、昨年1月にマレーシア企業を買収したことなども増収に寄与した。

 利益面では、酒の不当な安売りを規制する酒税法改正の収益効果が一巡して酒類流通事業が減益。一方、海外事業はのれんの償却が減少するなどで改善した。人件費や物流費も増えたが、売り上げの伸びでカバーした。

 20年9月期は新たな自社ブランド商品の開発・販売や、アジアを中心に海外事業の強化に取り組む。物流関連業務の見直しなどでコスト削減を図り、増収増益を見込む。(三島大一郎)