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神鋼200人が災害に備え 水と地図を手に徒歩で帰宅訓練

2019.11.13
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帰宅訓練で参加者の確認や水の配布など受付を行う担当者=神戸市中央区脇浜海岸通2、神戸製鋼所

帰宅訓練で参加者の確認や水の配布など受付を行う担当者=神戸市中央区脇浜海岸通2、神戸製鋼所

受付で配られた水を手に、徒歩で自宅や目的地の駅に向かって歩く従業員ら=神戸市中央区脇浜海岸通2、神戸製鋼所

受付で配られた水を手に、徒歩で自宅や目的地の駅に向かって歩く従業員ら=神戸市中央区脇浜海岸通2、神戸製鋼所

 神戸製鋼所は12日、大規模災害に備えて、神戸市中央区脇浜海岸通2の神戸本社から歩いて自宅に帰る訓練を行った。グループ18社を含む約200人が参加し、徒歩帰宅の大変さを体感した。

 東日本大震災の際、東京本社で帰宅困難者が出たことをきっかけに、2012年から毎年続けている。神鋼は津波浸水ラインや指定避難所などを記した「災害時帰宅支援マップ」を独自に作製しており、参加者はこの地図と水を手に、自宅や目的地に指定された駅まで、最大6・7キロメートルの道のりを歩いた。

 今年初めて参加したグループ会社勤務の女性(36)は「まずは帰宅の道順を覚えたい。コンビニやトイレの場所などもチェックできれば」。訓練を企画した総務部の村上敦信さん(48)は「阪神・淡路大震災発生から来年で25年。被災企業として従業員の防災意識向上を図り続けていきたい」と話していた。(中務庸子)