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「オニツカタイガー」海外展開を強化 アシックス

2019.11.15
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アシックス本社=神戸市中央区港島中町7

アシックス本社=神戸市中央区港島中町7

 スポーツ用品大手のアシックス(神戸市中央区)は14日、ファッションブランドとして展開する「オニツカタイガー」の海外出店を強化する方針を明らかにした。年内に東南アジアで旗艦店を順次出店するほか、欧州でも既存店を移転・拡大して旗艦店に切り替える。(西井由比子)

 同日、東京都内で開いた事業説明会で明らかにした。

 同社はオニツカタイガーのブランド靴を扱う店舗を欧州、米国、中国、東南アジアで計486店展開する。このうち、広い店内で豊富な品ぞろえの旗艦店は中国・上海と北京にある2店舗のみ。しかし、東南アジアでも経済成長を背景に既存店が「売れすぎているくらい好調」(庄田良二取締役・オニツカタイガーカンパニー長)に推移しており、旗艦店を出して需要を取り込むことにした。

 年内のベトナムを手始めに、年明けにはインドネシアやタイでも各首都にあるショッピングセンターに旗艦店を出す考え。欧州でも仏パリ、伊ミラノ、英ロンドンで、既存店を旗艦店に順次切り替える計画だ。

 オニツカタイガーは、主力のスポーツ用品とは別にファッションブランドとして店舗を展開。2005年のパリ出店で海外に初進出した。18年の海外売上高は前年比29%増の427億円と、成長を続けている。

 同日、中国の一大商戦で社会現象化している「独身の日」(11月11日)の売り上げについて、アリババグループでのアシックス商品の通販取引高が前年比49%増の約34億円(速報値)だったと発表した。