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川重 鉄構子会社の事業を一部譲渡

2019.11.28
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川崎重工業の神戸本社が入るビル=神戸市中央区東川崎町1

川崎重工業の神戸本社が入るビル=神戸市中央区東川崎町1

 川崎重工業(神戸市中央区)は27日、鉄構工事などを行う完全子会社、川重ファシリテック(兵庫県播磨町、KFT)の国内事業の一部を、鉄骨事業などを手掛ける駒井ハルテック(東京)に譲渡すると発表した。

 KFTがスタジアムや駅ビルなどの工事を行う新会社を2020年1月に設立した上で、同年4月に新会社の株式66・6%を駒井ハルテックに譲渡する予定。譲渡額は非公表。同日、株式譲渡契約などを結んだ。

 国内の社会インフラ事業は老朽化した橋などの更新需要や自然災害からの復旧・復興に加え、今後は大阪・関西万博やリニア中央新幹線の新設などで活況が見込まれる。

 だが川重は、07年に鉄構工事と関連が強い橋梁(きょうりょう)・水門事業から撤退し、グループ内での相乗効果が見込みづらくなっており、駒井ハルテックへの一部譲渡で成長を目指す。KFTの19年3月期の売上高は約73億円。(横田良平)