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ファッション都市・神戸の未来は セミナーで対談

2019.12.03
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神戸のまちの魅力や課題について語る杉山恒太郎さん(右端)ら=神戸市中央区港島中町6

神戸のまちの魅力や課題について語る杉山恒太郎さん(右端)ら=神戸市中央区港島中町6

クリエイティブディレクターの杉山恒太郎さん=神戸市中央区港島中町6

クリエイティブディレクターの杉山恒太郎さん=神戸市中央区港島中町6

 「ファッション都市・神戸」の未来を考えるセミナーが3日、神戸・ポートアイランド(神戸市中央区)で開かれた。業界の関係者ら約50人が参加し、クリエイティブディレクターの杉山恒太郎さんと、かやぶき職人の相良郁弥さんの対談に耳を傾けた。

 神戸ファッション協会の主催。神戸商工会議所と神戸市などが1973年に行った「ファッション都市宣言」から半世紀を前に、業界で活躍する2人の知見から、新しいまちのあり方を探ろうと対談を企画した。

 杉山さんは「おしゃれ、グルメ、異国情緒というのは使い古された神戸の修飾語かもしれない」と指摘した上で、「ブータンの国民総幸福量のように、神戸が誇れる新しい指標をつくる時だ」と話した。

 神戸で生まれ育った相良さんは「都市と自然が融合した魅力的なまち」と評価し、「東京に出た友人が神戸に戻ってくるなど、自分たちのまちを誇りに思う機運がある」と強調した。参加者からは「近年、関東や北海道から就職する人も増え、神戸の魅力が伝わりつつあるのでは」との意見が出た。

 7日には市民向けのワークショップも開催し、ファッション都市神戸の再定義に向けてアイデアを募る。(中務庸子)