ひょうご経済プラスTOP 経済 兵庫の全産業、4期連続の悪化 日銀神戸支店12月短観

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兵庫の全産業、4期連続の悪化 日銀神戸支店12月短観

2019.12.14
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神戸新聞NEXT

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日本銀行神戸支店=神戸市中央区京町

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 日銀神戸支店(神戸市中央区)が13日発表した兵庫県内の12月企業短期経済観測調査(短観)は、全産業の業況判断指数(DI)がマイナス3となり、9月の前回調査から2ポイント下落した。悪化は4期連続。

 DIは業況が「良い」とした割合から「悪い」を引いた値。11月13日~12月12日に334社を調査し、回答率は99・7%だった。

 製造業は海外経済の減速と原材料、物流コスト増の影響で前回比2ポイント下落のマイナス15となった。一方、非製造業は前回比1ポイント下落のプラス12。一部で消費税増税による駆け込み需要の反動減などがみられたが、堅調な内需に支えられた。全産業の3カ月後の先行きは横ばいのマイナス3の見込み。

 同日発表した月例の県内金融経済概況は「基調としては緩やかに拡大しているものの、そのペースは鈍化している」とし、8カ月ぶりに基調判断を引き下げた。弱さが見られていたスマートフォン部品や工作機械に加え、建設機械の受注が鈍化。武元和彦支店長は「消費税増税の影響や各国の政策効果を注視する」と述べた。(内田尚典)