ひょうご経済プラスTOP 経済 住友ゴム大幅減益 為替、海外工場の減損損失響く

経済

住友ゴム大幅減益 為替、海外工場の減損損失響く

2020.02.14
  • 印刷
(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

(注)表の数字の単位は百万円。▲は赤字計上か、割合減少。前期の配当は実績

 住友ゴム工業(神戸市中央区)が13日発表した2019年12月期連結決算(国際会計基準)は主力のタイヤ事業で販売は堅調だったが、為替要因や海外工場での減損損失が響き、大幅減益となった。

 タイヤの販売本数は、暖冬による冬用の不振で前年割れした国内市販用を国内新車用や海外向けが補い、全体で前年比1%伸びた。利益を押し下げたのは、対ユーロの円高や新興国通貨の変動が要因。生産体制の変更や市況悪化などで、北米と南アフリカ、スイスの工場の生産が計画を下回り、182億円の減損損失を計上したことも響いた。

 20年12月期は、タイヤ販売が国内外で伸びるとみて、増収増益を見込む。

 また、25年12月期までの新たな中期計画も発表。高機能タイヤの増販などで、売上高1兆円以上、事業利益1千億円以上を再び目指すとした。(大島光貴)